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二つの恐ろしい話

2016/05/15

★二つの恐ろしい話
体験者:らるぅさん

初めまして。。
今回私が体験した二つの恐ろしい話を話させていただきます。


1、合宿の死体

 私は小学三年生の時に、学校のブラスバンド部に入っていました。
夏休みに、ブラスバンド部で二泊三日の合宿に出かけました。
場所は、某少年自然の家で、二階から落ちて死んでしまった少年がいる、といういわく付の所でした。
さて、練習も終わった一日目の夜。
私とその友達は夜更かし型(?)なので皆が寝てしまっても、(PM11時ごろ)小声でしゃべったりしていました。
突然友達は寝てしまい、(AM12時ごろ)私はしばらく布団でぼんやりしていましたが、トイレに行きたくなりました。
友達を起こそうとしても起きてくれず、しかたなく一人で暗いトイレ(別室)に向かいました。
ビクビクしながら手前の個室に入って用を足しました。
さぁ、個室から出ようというとき、突然大きなスズメバチが襲いかかってきました。
私は怖くて喋る事も動くことも出来ずに、ただただ目をきつくつぶっていました。
・・・・・・・・・・その時、パッと電気が消えました。
私が思い切って目を明けると、そこには血まみれのスズメバチが倒れていました。
「・・・・。」私が黙って走って部屋に戻ろうとすると、後ろから声がしたのです!
「・・・スズメバチじゃなくてお前が死ねばよかったのに。」

私はそれから後の記憶がありません。
気がついたら朝の6時で、部屋の自分の布団にいました。
スズメバチは助けてくれたのかなぁ・・・。
と思いました。その声は、はっきりとしていて、幼子のようでした。

いまでもたまに、夢を見ます。


2、裏切りの仕返し

私は猫を裏切りました。
永い間飼っていたのに、お気に入りの服を汚されたと言うことで、捨ててしまいました。

ある夜。
夜中にトイレに起きた私の耳に生暖かい風が吹きました。
ゾクッとして、後ろを見ると、あたり一面の壁に血がべっとりとついていました。
「にゃーーーー。」と声がしました。
気がついたら朝の九時でした。
その日は日曜日でした。

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