子猫
2016/05/15
★子猫
体験者:S.Mさん
自分がまだ小学生低学年の時、よく行く近くの公園でかわいい子猫を見つけました。
そこは誰が捨てたのか解らない家電や自転車などが山積みにされているその公園の本当に片隅で、今思い返すとなぜ自分がそこに行ったのかとても不思議です。
子猫は三匹くらい(ちょっと曖昧)いて、奥の方で僕に怯えた感じでちょこんと座ってました。
かわいいと思い連れて帰りたかったのですが、家がアパートだし、きっと怒られると思い、そのままにして帰りました。
でも夕方過ぎにちょっと気になり、家からミルクと有り合わせのエサを持って子猫のもとに向かいました。
同じところに寄り添うように彼らはいて、「ママはいないのかな?連れて帰りたいな・・・」と思いましたが、怒る自分の母を想像してやはり無理だとあきらめ、エサをパクパク食べる子猫に後ろ髪をひかれる思いで、そこをあとにしました。
ちょっと暗くなった夕方の公園は子供心に少し不気味です。
そのまま家の方へ歩いているとホームレスが寝ていました。
東京では別に珍しくないのですが、何かちょっと張り詰めた感覚(どう表現していいかわからないんですが・・)を感じたかと思うと急にそのホームレスが起き上がり僕に近づいて来たかと思うと、「ありがとう・・・」そういってまたもとの所に戻り、寝てしまいました。
その時の僕は意味がわからずきょとんとしてしまい、何なんだろうと不思議に思って、少し怖くなり家路を急ぎました。
そのあとは、あれは子猫のママがお礼をいいに来たんだ、という気持ちと、ただ寝ぼけたホームレスがいただけ、という気持ちの半々です。
でも前者であれば夢があっていいなぁと思います。
子供の頃の体験でした。
体験者:S.Mさん
自分がまだ小学生低学年の時、よく行く近くの公園でかわいい子猫を見つけました。
そこは誰が捨てたのか解らない家電や自転車などが山積みにされているその公園の本当に片隅で、今思い返すとなぜ自分がそこに行ったのかとても不思議です。
子猫は三匹くらい(ちょっと曖昧)いて、奥の方で僕に怯えた感じでちょこんと座ってました。
かわいいと思い連れて帰りたかったのですが、家がアパートだし、きっと怒られると思い、そのままにして帰りました。
でも夕方過ぎにちょっと気になり、家からミルクと有り合わせのエサを持って子猫のもとに向かいました。
同じところに寄り添うように彼らはいて、「ママはいないのかな?連れて帰りたいな・・・」と思いましたが、怒る自分の母を想像してやはり無理だとあきらめ、エサをパクパク食べる子猫に後ろ髪をひかれる思いで、そこをあとにしました。
ちょっと暗くなった夕方の公園は子供心に少し不気味です。
そのまま家の方へ歩いているとホームレスが寝ていました。
東京では別に珍しくないのですが、何かちょっと張り詰めた感覚(どう表現していいかわからないんですが・・)を感じたかと思うと急にそのホームレスが起き上がり僕に近づいて来たかと思うと、「ありがとう・・・」そういってまたもとの所に戻り、寝てしまいました。
その時の僕は意味がわからずきょとんとしてしまい、何なんだろうと不思議に思って、少し怖くなり家路を急ぎました。
そのあとは、あれは子猫のママがお礼をいいに来たんだ、という気持ちと、ただ寝ぼけたホームレスがいただけ、という気持ちの半々です。
でも前者であれば夢があっていいなぁと思います。
子供の頃の体験でした。
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