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超古代電球

2010/09/20

●博物館に眠るそれ

古代エジプトの不思議のひとつに、「照明」の問題がある。
ピラミッド内部の壁画などを描くためには、それなりの照明が必要だったはずだ。
しかし、それを証明するような当時の「スス跡」が発見されていないのだ。
というのがオーパーツ派の言い分である。
しかし、否定派から以下の突込みが入り、オーパーツとしての信憑性が問われている。
  • ピラミッドを作りながら壁画を描けば照明など必要ない
  • 当時の火種は大量のススが出るようなものではない
  • 仮にススが出たとしても、当然掃除をするだろう
  • レリーフの解釈は確立しており、電球説が入る余地がない
  • 電球であれば必要な部品を作成した痕跡があるはず、しかしそれは見つかっていない
ということだ。
たしかにそう考えると、これらが電球である必然性は無く、ただ「現代人にはそのように見える」のかもしれない。


●それは古代の電球照明だったのか

1964年にスウェーデンの研究かイファン・トロエニーが、壁画の絵柄に「証明電球が描かれている」と指摘し、注目された。
以前よりこの壁画については色々な解釈がなされていたが、全てにおいては納得のいく結論に達していなかった。
「証明電球」説は、今までの説に比べて、絵の要素全てにおいて理論的に説明できる。
その説では、「絶縁器」に支えられた「電離ガス入り電球」が「ソケット」に取り付けられ、「高電圧ケーブル」で「発電機や制御装置」に接続されている様子だという。
またこの絵にはヒヒの姿をした「トート神」が描かれているが、この神は「自ら発する光で暗闇を明るくする努力をした」とされている。

BC15世紀程度の文書からは「電力」に関すると思われる絵が発見されている。
アメリカの電磁技師マイケル・フリードマンは、この絵が20世紀初頭に発明された「ファンデグラフ発電機」によく似ていると指摘した。

これが指摘の通りであれば、いったいどこからこのような技術を得たのか、もしくは自分たちで発見したのか。

面白いのは、エジプト文明は文字・数字・天文・地理・建築・法律・政治などを初めから備えており、ろくな進歩も見せないまま衰退していった事実だ。
すんなりと否定された電球説だが、上の事実を踏まえると、無きにしも非ず、と考えてしまう。
「必要なかったから無かった」とは言えない。
現代においても太陽光は利用しているが、蛍光灯もLED電球もある。
もしそれが地上で作られたもので無い、としたら、作成の痕跡が無いのも頷ける。
そんなバカなことを、考えてしまうのだ。

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