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旧館の部屋

2016/05/15

★旧館の部屋
体験者:もんもん
 
先日長野に行ったときの話です。
宿泊先のホテルで部屋の冷房が壊れていることに気づき、急遽部屋を変えてもらうことになりました。
その部屋は旧館にある部屋で準備に時間がかかったことからあまり使われていないようでした。
そして夜中、家族みんなが寝ている時です。
突然耳元で女性の声がしました。
何を言っていたかははっきりと覚えていないのですが、声を聞いたときはその声が恐ろしくはっきり聞こえました。
「これはヤバい!」
そう思い誰か起こそうと体の向きを変えようとしました。
しかし金縛りにあってしまい動けません。
そしてどこからかずっと「あ゛~」という男女のうなり声が聞こえ続けるのです。
声を出そうとしましたがこれも無理でした。

翌朝、朝食を食べている時、夜中にあった出来事を家族に話しました。
すると父が「夢の中で若い女性を見た。」と言い出したのです。
もう少し詳しく話してもらうと、このような内容でした。

『部屋の隅にねずみがいて懐中電灯で照らすと、そのねずみは若い腹に傷のある女性に形を変た。
そこで「貴方に実態はありますか?」と問うと、針のような腕を突き出してきた。
それを布団越しにうけとめ、両手が使えないのを確認してからすかさずパンチ(!)』そこで夢が終わったそうです。

ホテルの支配人に尋ねても結局謎は解明できませんでしたが二人の体験がリンクしているところからして何かあるに違いません。
また、母もホテル内で何か得たいの知れないものの気配を感じていたそうです。
 
たきおんコメント
もんもん家族も、その部屋にしみついた記憶を再生してしまったのかな・・・。
一番強いのは生きている人間の力、一番怖いのは恐怖に負けること、くれぐれも忘れないでくださいね・・・。

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