最期の挨拶?
2016/05/16
★最期の挨拶?
体験者:宇宙人君
一年以上前の話です。
ある日の昼ごろ、危篤状態にあった祖父が亡くなったという事を母から聞きました。
そのうち合いに行こうと思っていた矢先で、残念に思いました。
母はその日、夜勤ですぐに仕事に行ってしまい、当時すでに母と二人暮しをしていた俺は、一人で留守番をしていました。
夜も更け、俺は居間でテレビゲームをしていました。
ふと、妙な事に気付きました。
壁一枚隔てた、隣の仏間から、何か物音がする。
・・・ズーッ・・・ズーッ・・・
時間は午前二時を少しまわっていました。
何かが這いずる様な音・・・家では、時折蛇が出現しますが、あの音は、その蛇が這いずってるとは思えない、もっと大きいものが這いずっている音でした。
それも同じ所を。
近眼ですが、耳には自身があります。
「あれは蛇じゃねぇ・・・」俺は恐る恐る仏間に近づきました。
俺が近づいても、音は相変わらず同じ所でズーッ・・・ズーッ・・・「危険は無いみたいだな・・・」しかし、さすがにずっと聞いてると不気味なので、聞こえないふりをして、ゲームに没頭しました。
午前三時を過ぎた頃、音はいつの間にか消え、いつもの静かな仏間に戻っていました。
後で考え、「ひょっとして、じいちゃんが挨拶に来たのか・・・?」と思いましたが、姿を見た訳ではないので、なんとも言えません。
でも、もし挨拶に来たのなら、もう少し方法を選んで欲しかった・・・耳のいい俺に音は・・・(泣)
たきおんコメント
普通?に考えると、祖父の挨拶とも思える。
しかし、よく目にする例としては、亡くなった方に見せかけた別のものが来る、というのがある。
音の正体を確かめなかったのは、正しい選択だったのかも知れない・・・。
体験者:宇宙人君
一年以上前の話です。
ある日の昼ごろ、危篤状態にあった祖父が亡くなったという事を母から聞きました。
そのうち合いに行こうと思っていた矢先で、残念に思いました。
母はその日、夜勤ですぐに仕事に行ってしまい、当時すでに母と二人暮しをしていた俺は、一人で留守番をしていました。
夜も更け、俺は居間でテレビゲームをしていました。
ふと、妙な事に気付きました。
壁一枚隔てた、隣の仏間から、何か物音がする。
・・・ズーッ・・・ズーッ・・・
時間は午前二時を少しまわっていました。
何かが這いずる様な音・・・家では、時折蛇が出現しますが、あの音は、その蛇が這いずってるとは思えない、もっと大きいものが這いずっている音でした。
それも同じ所を。
近眼ですが、耳には自身があります。
「あれは蛇じゃねぇ・・・」俺は恐る恐る仏間に近づきました。
俺が近づいても、音は相変わらず同じ所でズーッ・・・ズーッ・・・「危険は無いみたいだな・・・」しかし、さすがにずっと聞いてると不気味なので、聞こえないふりをして、ゲームに没頭しました。
午前三時を過ぎた頃、音はいつの間にか消え、いつもの静かな仏間に戻っていました。
後で考え、「ひょっとして、じいちゃんが挨拶に来たのか・・・?」と思いましたが、姿を見た訳ではないので、なんとも言えません。
でも、もし挨拶に来たのなら、もう少し方法を選んで欲しかった・・・耳のいい俺に音は・・・(泣)
たきおんコメント
普通?に考えると、祖父の挨拶とも思える。
しかし、よく目にする例としては、亡くなった方に見せかけた別のものが来る、というのがある。
音の正体を確かめなかったのは、正しい選択だったのかも知れない・・・。
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