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胎児のような生き物

2013/01/13

●小人の一団に出くわした男

1980年、夏。
プエリトルコ・サリナス市郊外の山岳地帯で、トレジャーハンターの「チノ」は体長30Cm足らずの小人の集団に出くわし、そのうち一体を木の枝で撲殺してしまった。
彼は死体を自宅へ持ち帰り、アルコール漬けにして保管した。
その夜、何物かが自宅に侵入しようとしたので恐くなり、警察へ連絡をした。
当然の事ながら誰も信じなかったが、アルコール漬けにされたそれを見せられると、警官は考えを変えざるを得なかった。

その死体は、人間の胎児のようだが、頭部が大きすぎた。
手の指は4本、水かきのようなものがついていた。
後頭部に穴が2つ空いているが、人間の耳らしきものはなかった。
皮膚は光沢があるものの、荒れて凸凹だった。
色はクリームに少し緑が入ったようだった。
大学の化学者、カリスト・ペレスに死体を渡して見てもらったところ、「明らかに人間ではない」と判断した。
そして、ペレスの元には謎の脅迫電話が続き、得体の知れない人物の訪問があったりもした。
しばらくして、死体は何者かに盗まれてしまったのである。
1995年、プエルトリコの超常現象研究家ホルヘ・マルティンは、「北部に住むある人物が、死体を保管している」との情報を手に入れ、交渉をしたとのことだ。
なにか陰謀の影を感じるではないか。

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