マヤ文明の謎
2009/11/15
●不可解なマヤ文明
中央アメリカ、ユカタン半島の密林に生まれたマヤ文明。
彼らは4万種に及ぶ複雑な文字を使い、ゼロの概念を生みだし、正確な太陽暦を使用し、見事な美術品を残した。
- 青銅器や鉄器などの金属器をもたなかった
- 車輪の原理は、土偶などの遺物に出てくるにもかかわらず、実用化しようと考えていなかった
- 牛や馬などの家畜を飼育しなかった
- 数学を発達させた(二十進法を用い、零の概念を発明した)
- 持ち送り式アーチ工法など高度な建築技術を持っていた
- 極めて正確な暦を持っていた(火星や金星の軌道も計算していた)
しかし、この文明は突然の衰退を見せた。
原因としては諸説あるが、どれも証明されていない。
人の歴史は戦いの歴史、そうして滅んだ文明は数知れないが、その痕跡を残さないマヤ文明は特殊な事例だ。
●マヤ人宇宙人説
「マヤの起源は他の惑星である」という説を唱えるのが、アメリカのウムランド兄弟だ。
その根拠は、一年を260日としたツォルキン暦の存在だ。
「高い水準の天文学を持っていたマヤ人が、架空の暦を作るはずがない」というわけだ。
きっと彼らの星の暦に違いないと仮説を立てて調査した結果、その惑星がどのような星かが推測できた。
それはかつて金星と地球の中間にあり、温暖だったと考えられる。
そう仮定すれば、マヤ人たちが熱帯雨林を選らんだのも合点がゆく。
そして彼らはまた、宇宙に去っていったというのだ。
●ロケットに乗るマヤ人
パレンケ遺跡に残された石棺の外蓋に、興味深い絵が描かれていた。
絵の中の人物はヘルメットをかぶり、操縦レバーを持ち、宇宙船の先端に向いて座っている。
酸素吸入器らしき管が鼻に通じており、船首には燃料タンクのようなものが3つ描かれている。
後部ではエンジンが推進炎をあげている。
一般人が予備知識なしに見ると、本来の構図である縦に見ようが、オーパーツ論者のように横に見ようが、ロケットや宇宙船のようにしか見えない。
しかし、これは「当時の宗教観に沿って描かれた王の絵であって、ロケットを描いたものではない」という見方が一般的だ。
●滅亡説
なお、最近騒がれている2012年人類滅亡説だが、マヤ人の長期暦がその日で一区切りするため、フォトンベルトに突入して人類滅!というのが大筋だが、フォトンベルトの存在は皆無に等しく、フォトンベルト関係の予言は非常に信憑性にかけた予言であり、マヤ文明の研究家たちもこれを否定している者が多いという。
ここからは私の推測だが、2012年付近にパラダイムシフトが起こる可能性は高い。
人類の文明が一区切りするほどの意識改革が始まる可能性は、色々な情報を検討すると充分にありうる。
そしてそれは、一時的な混乱はあるものの人類を衰退させるものではなく、結果的に大きく発展させるものであると、私は確信している。
だからどうか、2012年に莫大な借金をして豪遊するのは、なるべくなら控えてほしい。(笑)
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