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超古代のはずみ車

2010/09/20

●博物館に眠るそれ

カイロのエジプト博物館に、奇妙なものが展示されている。
  • 3対対称なデザイン
  • 精巧な幾何学曲線
  • 片岩製の円形物体
  • 1937年に大ピラミッド群の南、第一王朝アジブ王の皇太子サブーの墳墓から発掘された
  • ツタンカーメン時代より古く、BC3100年以前のもの
同種のものは他に発掘されていない。


●現代によみがえる「名残り」

回転力を利用する技術は1400年後半ということになっている。
存在するわけがない物なのだ。
博物館の説明では「花瓶」ということになっている。
また片岩は加工しやすい反面もろい。
どうやってここまで精密に仕上げたのか。
当時の科学技術をあらわしているのではないだろうか。
学者の中には「もともと金属製だったもののレプリカだろう」という者も居る。

面白いことに、この形状は宇宙船などのエンジン用に作られた「はずみ車」に酷似している。
果たしてこれは、遥かなる過去の、遺産の名残なのだろうか。
2010年9月現在でも、これを覆すような話は出ていないようだ。
 

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